人気ブログランキング | 話題のタグを見る

このブログは日常を書き綴ったり怪獣紹介をしたりQMAで単独正解したことを自慢したりするするやりたい放題のブログです。
by suisei-kyouryu
カテゴリ
全体
日常
ウルトラ怪獣
注意
東映モノ
自己紹介
俺の趣味、嗜好大全(稀に更新)
夢日記
大映怪獣
東宝怪獣
映画感想
未分類
以前の記事
2023年 02月
2021年 07月
2020年 08月
2019年 12月
2018年 12月
2018年 06月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 06月
2017年 05月
2015年 03月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
お気に入りブログ
怪獣ブログ
水増せ!明るい家族計画!?
LET‘S GO TO ...
クロマニョン~~
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


絶望版 仮面ライダーディケイド第二話PART1

とんでもないクロス小説の第二話ですよハイ。

注意:この小説はほんの一握りの
リアルの知り合いにしか見せられないような代物です。
万が一見つけても見て見ぬふりをしてください。

俺からの連絡もなしにこれを見つけてしまった方へ
上記の通り見て見ぬふりをしてください。



     







       厚木市高松山
        3:14p.m.

バイクに乗った緑のコートに赤いマフラーの青年は
バッタのような怪人に変身した。
彼こそが未確認生命体第40号ゴ・バダー・バである。
バダーは自分の肘についている装飾品をバイクの鍵穴の部分に押し当てる。
するとバイクは装甲をまとい戦闘形態となった。
そのとき同じくバイクに乗った赤い怪人、未確認生命体第4号クウガが
バダーに追いついた。
今その場で激しいバトルついでの
バイクチェイスの火蓋が切って落とされた。


第二話『異界』


主な登場人物
糸色望・・・超ネガティブ教師。仮面ライダーディケイド
糸色交・・・糸色縁之第一子
木津千里・・・超几帳面少女。
小森霧・・・引きこもり少女
常月まとい・・・超恋愛体質、ストーカー少女
小野寺ユウスケ・・・幾多もの技を持つ好青年
壱葉・・・未確認生命体対策本部員の刑事
ラ・バルバ・デ・・・バラのタトゥの女
ラ・ドルド・グ・・・常に算盤状の道具を持つ厚着の男
ズ・ゴオマ・グ・・・未確認生命体第3号。コウモリ種怪人
ゴ・バダー・バ・・・未確認生命体第40号。バッタ種怪人
ゴ・ジャラジ・ダ・・・未確認生命体第41号。ヤマアラシ種怪人


2体の怪人によるバイクバトルが始まっていたころ。
糸色望は現場に到着していた。
「すいません。遅れました。」
「遅れた上になんですかそのバイクは?」
望が乗ってきたのは例の趣味の悪いバイクであった。
「いやーコレしかなかったんですよー。」
反省の色が全く見られない糸色望だった。
「でももう我々の役目は終わりました。
あとは第4号がなんとかしてくれる。
我々は未確認生命体の大爆発に備えて非難しなければなりません。」
望は考えた。もしかしたらディケイドに変身することによって
どれほどの規模かは知らないがその大爆発とやらに耐えれるのではないか。
答えは行動に現われた。望は趣味の悪いバイクを駆り
非難方向とは真逆の方向へ走り出した。
刑事が止めるがもはや耳に届いていない。
しばらく離れて望はバイクに乗りながら
器用にライドブッカーを取り出し、
その中からディケイドのカードを取り出す。
そしてベルトを腰に巻き一言叫ぶ。
「変身!」
カードをバックルに挿し込んだ。

     kamen ride  decade!

望は変身した。2体の怪人によるバイクチェイスに
新たなる参戦者が現われたのであった。

第4号と第40号のバイクチェイスは決着がつきつつあった。
それぞれのバイクの前輪や後輪鈍い音を立てつつ衝突する。
バダーがウィリーをしながら攻撃を試みたがかわされ、
クウガの乗ったバイクがより速度を増しバダーから離れていく。
負けじとバダーも速度を速めるがクウガの姿は小さくなるばかりだ。
そのときバダーはピンクに縦じまの珍妙なバイクに抜かれたことに気付いた。
「バンザガセパ」
バダーは呟きまた一段とスピードを上げた。

バダーを抜いたのは言うまでも無くディケイドだった。
抜いた後もしばらく走っていた。待ち伏せし、攻撃するためである。
すると赤い怪人、クウガの姿が見えた。
「ちょっと何やってるんですかあなた!」
第4号は叫んだ。本来自分しかいないはずなので当たり前だ。
ディケイドはバイクを止め、降りる。
「あ。貴方がもしかしてクウガってやつですか?」
ディケイドは場違いな質問をした。
「そうですけどあぁもう!とにかく逃げて!」
「大丈夫ですよ多分。私もあなたと似たような存在ですから」
「そりゃまぁ見た目は似てるような気がしますけど・・・」
そうこうしている内にバダーが近づいてきた。
もう時間が無いと判断したかクウガは必殺技の構えに入った。
クウガの体に電気が走り右足首をはじめとした
体の一部が金色に染まり
仮面ライダークウガライジングマイティフォームと化す。
クウガはバダーに向かって走り出した。
右足では電気が音を鳴らしている。
バダーとの距離が後6メートルほどになったときクウガは跳び上がる。
空中で一回転し叫びながら右足で蹴りを放った。
キックはバダーの胸に直撃しバイクから叩き落された。
仰向けに倒れていたバダーがしばらくしてから立ち上がった。
耐えたかと思われたがキックを受けた箇所に封印の紋章が浮かび上がり
紋章からエネルギーが稲妻のようにバダーのベルトに走っていく。
苦しむバダー。
エネルギーがベルトに到達して2秒ほど経ったとき
バダーの凄まじい断末魔とともに当たり一帯を巻き込む大爆発が起こった。

クウガは勿論ディケイドも爆心地にいたが当然ながら無事だった。
「あなた誰なんですか?」とクウガ。
「まだ肩書き決めてないんですから。決まってから名乗らせてください。」
ディケイドは答えバイクで走り去った。

       
       豊島区内
       4:05p.m.

「あれほどの大爆発そう何回も受けれませんね・・・・」
バイクを運転しながらディケイドはぼやいた。
かっこつけていたわりには体にはそこそこダメージを受けていたようである。
ディケイドは彼の活動拠点たる学校から
バイクで10分のところで変身を解除した。
その近くにあったのは緑川高校と言う名の学校。
「うちの近くにこんな学校がねぇ。」
「こんなところで警官の制服なんか着て
何してるんですか?先生。」
聞き覚えのある声に振り返ってみれば
見覚えのあるきっちり真ん中分けの頭が見えた。
木津千里だった。何故か制服と思われるブレザーを着用している。
「あなたですね。この世界に迷い込んでいるのは。
もう解っていると思いますがここは私たちの世界じゃないんですよ。」
「それは解ってますよ。何故か私がここの生徒ってことになってますし。」
『ここ』というのは緑川高校のことである。
「で、先生が何でここに?」
「それは後で説明しますのでとりあえず
私たちの学校に帰りませんか?」
「私たちの学校って・・・、あるんですか?」
「どうも私たちは学校ごと移動したようなんですよ。
他の職員はいませんが。」
現在佐藤青果店高校の校舎内にいるのは小森霧、糸色交
そして小森霧に無理矢理抑え込まれている常月まといの3人である。
「じゃ、行きますか。後ろ乗ります?」
「あの・・・、先生。」
「何ですか?」
「確か先生って、自動車学校ですら不登校だったんですよね?」
どうやらまだ憶えている人物がいたらしい。
「きっちり免許を取ってから、バイクを運転してくださいよ先生!」
「いいじゃないですか!こっちは私たちの世界を救うためにやってんですから!」
理由になるような、ならないような言い訳を叫んだ糸色望だった。


       千代田区内
       3:57p.m.

「それで今日40号を倒すとき変な奴が現れたんですよ。」
1人の青年が1人の刑事に報告をしている。
青年の名は小野寺ユウスケ。
聞いているのは未確認生命体対策本部の刑事、壱葉。
「なんか顔がピンクに縦じまででかい緑色の目があって
あと生物と言うより強化スーツみたいな感じで、
自分のことを俺と似たような存在だって言ってました。」
小野寺の説明している『変な奴』とは勿論ディケイドのことである。
「自分のことをお前と似たような存在と言っていたのか。
今は便宜上未確認生命体第41号としておくが・・・」
「まぁ立ち話もなんですからいつもの喫茶店行きません?」
小野寺ユウスケが提案した。


       文京区内佐藤青果店高校
            4:23p.m.

木津千里の口出しによりきっちり法定速度を守りつつ
望は佐藤青果店高校に到着した。
「えー皆さん。この世界には木津さんが迷い込んでいたようです。」
いつもの袴に着替えた望は宿直室内で報告した。
「あ、聞くのを忘れてましたが
木津さんは何でこの世界に?」
「買い物してたら、急に怪物の群に襲われて、
みんながはぐれてしまったので探していたらいつの間にかこの世界に。」
あの灰色のオーロラを抜けてきたことは簡単に予想された。
「で、先生は何でこの世界に?
それに私たちの世界を救うって?」
糸色望は世界の終わりの日の自分の珍体験、
そして紅渡から聞いたことを
9割方再現して木津千里に話した。
「ああ。そうだったんですか。」
特に異議も無さ気に木津千里はあっさり答えた。
「私が仮面ライダーになったこととか
絶対つっこむと思っていたのに意外でしたね。」
「もう何が起こっても驚けませんよ。」
それは至極当然のことで彼女らは既にに本物の怪人をを目撃し
灰色のオーロラを抜けて別の世界にまで来てしまっている。
今更自分達の世界が滅びかけていようが担任が仮面ライダーだろうが
驚くことができないのである。
「で、何故かこの世界の千里ちゃんはこの辺にある
緑川高校の2年生。というわけか。」
小森霧が会話に乱入した。
「そういえば聞くの忘れてましたが何で小森さんは
慣れている感じで発言しているのですか?」
「紅渡って人に教えてもらったから。
9つの世界を旅することも先生が仮面ライダーってことも。」
紅渡は糸色望にやるべきことを教えた後
小森霧達のもとに訪ねた様だ。
「紅渡って、先生にやることを教えたってですよね。
何者なんですか?」
木津千里が質問する。
「さぁ?でもどこかで名前を聞いたことがあるような・・・ん?」
望はふと外を見た。その視線の先には見覚えのある者1名、ない者1名
計2人の男が存在していた。

その2人の男とは未確認生命体第4号小野寺ユウスケと
未確認生命体対策本部の刑事壱葉である。
「あれ?昨日までこの辺に喫茶店があったはずなのに・・・ええ?」
戸惑いまくっているのは小野寺ユウスケ。
その理由は昨日まで喫茶店などがあった一帯に
何故か『佐藤青果店高校』なる奇妙な名前の学校が現われていたからである。
困惑していたのは壱葉も同じだった。
たった1日の内に一帯の建造物を撤去して
ここまで完成度の高い学校を造れるはずがない。
更に気になったのは校門前に停まっているバイクだ。
それはピンクに黒の縦じま模様のお世辞にも趣味がいいとは思えないカラーリングだ。
そしてそのカラーリングは先ほど小野寺が言っていた
謎の存在の特徴に似ている。
更には今日突然未確認の現場に現われ
自分の制止も聞かず避難方向と真逆の方向に向かって行った
警察官が乗っていたバイクにも酷似している。
あの大爆発の中そのバイクが現存している。考えられることは一つ。
それを実証するべく壱葉は叫んだ。
「すいません!どなたかいらっしゃいませんか?」
しばらく経ち生徒玄関から現われたのは
警官の制服から袴に着替えたであろう見覚えのある人物。
「あ、あなたは確か未確認生命体対策本部の人でしたっけ?」
あちらも自分のことを多少覚えていたようだ。
「あの大爆発の中どうやって生き残ったのか、
話を聞かせてくださいますか?」
糸色望は承諾した。

「名前を言うのは初めてですね。私は未確認生命体対策本部の
壱葉と申します。」
「壱葉さんですね。で、そちらは?」
望は小野寺を指した。
急な来客に対して小森霧はコーヒーを準備している。
「あ、ああ。俺はこういう者です。」
小野寺は奇妙な名刺を望に渡した。
名刺には『夢を追う男 小野寺ユウスケ』と記入してある。
「は、はぁ・・・」
コーヒーが完成したので霧はそれをちゃぶ台に置いた。
「で、あなたが聞きたいのはあの未確認生命体の爆発の中で
私がどうやって生き残ったのか、でしたっけ?」
糸色望が確認した。
「ええ。それに関しては妙な証言がありまして
今日第40号と第4号の交戦現場に奇妙な存在が現われたんです。
ピンクと黒の縦じま模様のバイクに乗っていた怪人。
私はそれを便宜上未確認生命体第41号と呼んでますが。」
もう何を言いたいのか大体分かってきた望だったが
あえて話を最後まで聞く。
「それで今日あなたも似たようなバイクに乗ってきて
わざわざ40号がいる場所に向かっていった。
そしてその場所では40号の死に伴う大爆発が起きましたが
あなたは見ての通り無事ですよね。
第41号はあなたなんじゃないですか?」
「ええそうですよ。こんな顔だったでしょう?」
望はディケイドのカードを来客2名に見せた。
「ああそんなんでしたよ!ってやっぱあなたが
アレの正体なんですか!?」
小野寺が叫んだ。
「まぁ厳密には未確認とは関係ない・・・と思うのですが
そちらの聞きたいことはそれだけですか?」
望は問う。
「いや、あと一ついいですか?」
「どうぞ。」
「あなたは人間なんですね?」
目の前の人があのカードに描かれた姿そのものに変身するとなれば
それは当然の質問であった。
「人間ですよ。死にたがりの。」
「最初から死ぬつもり無いくせに。」と交が言ったが望は聞こえなかったことにした。
「じゃあこちらからちょっと質問してよろしいですか?」
「何ですか?」
「未確認生命体のことについて知りたいんですが。」
その後専門的なことも含め望は未確認生命体のことについての情報を得た。
まず未確認生命体は長野県の遺跡から復活したこと。
未確認生命体の殺人はあくまでゲームに過ぎないこと。
第36号以降の未確認は殺す相手をある程度限定していること。
そして第37号以降の未確認は死亡する瞬間に
辺り一帯を巻き込む大爆発を起こすようになったこと。
それらの情報を与えた後壱葉と小野寺は帰宅した。
望としてはもう少し情報が欲しかったところだが
小野寺はともかく自分や壱葉は明日も早いので
ここは素直にかえすことにした。
どうせこの世界の自分は壱葉と同じ職場に行くことになるので
他の事はまた明日聞けばいいというのも理由の一つだった。

都内某所深夜。額にバラのタトゥがあるドレスの女一人と
季節に似合わぬ厚着で、衣服に覆われていない部分は
目しかないような男が一人と黒い服に身を包む男が一人、
そして怪しい服装の十代後半と思われる少年一人がいた。
「バギングバギンググシギドバギングズガギジバンゼ
バギングバギングパパンドバギングズガギビン ボソグ」
少年が意味不明の言語で喋った。その場にいた他の3名は
その言語を理解しているようだ。
少年が小さい板のような物体を
厚着の男に投げ男は見事にそれを受け取った。
板には意味不明の文字が三つ書かれている。
「頭に針を埋め込み、4日後に殺す・・・か。」
そう言いながら白いマフラーと黒い帽子の間からジャラジを見据える。
ドルドはその文字も理解しているようだ。
「バブビングスゾ バギングバギンググシギドバギングズガギジバンゼ
バギングバギングパパンドバギングズガギビンザ」
額にバラのタトゥがあるドレスの女が言った。
「ギ ギバ」
バルバが念を押すように言う。
少年はうなずきヤマアラシの如き怪人体となった。
バルバはジャラジのベルトのバックルに右手中指の指輪を押し当てる。
これが誰も知らない未確認生命体の殺人開始の合図だった。


       文京区内佐藤青果店高校
           6:40a.m.

「おはよう。」
「あ、おはよう千里ちゃん。早いんだね。」
霧がそういったがそれはお互い様と言う物である。
「まぁ、ここじゃ私の通う学校は別の学校だから、
早めに起きてきっちり準備しないと。」
「そう。でも朝ごはん今作ってるとこだからもう少し待って。」
この宿直室で家事を担当するのは基本的に小森霧である。
「おはようございます皆さん。といっても二人しかいませんが・・・」
次に起きてきたのは糸色望。寝癖全開であくびをしながらの登場だ。
「先生。いらいらするから、早く寝癖とか直してください。」
望は洗面所へ向かった。正直面倒くさかったが
木津千里に任せては本来の髪型をも改変されかねない。
洗面所から出れば味噌汁のにおいがする。
朝食が既にちゃぶ台におかれていることが窺える。
ちゃぶ台に乗っていたのは茶碗に入った熱い米、器に入った味噌汁、
皿に乗った目玉焼きとブロッコリーだった。
糸色望についてきていた常月まといを含めた3人は律儀に合掌、
「いただきます」と合唱した。
「先生は今日どうするんですか?」
木津千里が聞く。
「警視庁で未確認生命体対策本部の活動に加わるしかないでしょう。
それがこの世界での私の職業みたいですし、
まだ未確認について聞きたいことがありますからね。」
望はまだこの世界のこと、そして未確認生命体対策本部で
何をすればいいかも分かっていない。
理解するためには現場に行くのが一番手っ取り早いだろう。
望は全ての料理を完食し「ごちそうさま」と言った。
「じゃ、いってきまーす。」
望は宿直室、そして学校から出て行き出勤した。
勿論あのバイクで。


       警視庁
      7:40 a.m.

「どうも。新人の糸色望と申します。」
警視庁で望が挨拶した。
「で、率直に聞きますがここって何するところなんですか?」
「簡単に言えば未確認が起こしたと思われる殺人や窃盗などの調査を行い
未確認を発見次第その殲滅にあたる部署です。未確認を倒すのはいつも4号だけど。」
未確認対策本部に所属している女性が簡単に説明した。
「そう・・・なんですか?」
「ああ、まだ私たちだけでは奴らに勝つことが出来ない。
しかも未確認は後に出現する奴ほど強くなっている。
もうしばらくは4号に依存せざるをえないだろう。」
壱葉が答えた。
望は自分が考えていたことに確信を持った。
この世界のライダーは予想通り第4号と呼ばれているクウガのことであると。
しかし分からないことあった。この世界のライダー、クウガを
破壊するとはどういうことか?まさか殺すわけにもいくまいし。
ライダーを破壊する方法を知らなければ自分の世界を救うことも出来ないらしい。
と悩んでいると中年と思われる刑事が声をかけてきた。
「ほら新人!さっきから何もやってないだろう!手をうごかせ手を!」
「あ、すいません。」
この仕事に慣れないことには悩むことさえ出来ないな。
望はこう思うしかなかった。
by suisei-kyouryu | 2007-09-07 21:40 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 第1話あとがき 絶望版仮面ライダーディケイド ... >>